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October 2013

October 07, 2013

紅葉の立山

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山はいつ行っても素晴らしいのだが
今年の秋の 立山行きは 特別なものとなった

一年前痛めた膝が 思わしくなく
夏山にも行けなかった

秋になって 
まだ不安があったが
思い切って 立山行きを計画した

出発の10日前ごろになって 
ある治療士さんと 出会うことができた

次第によくなり 膝に力が入るようになった

山に入ってからは 
歩ける喜びを噛みしめながら

もう山登りはおしまいにして 
この景色を見納めにしようと その時は思っていたのだ

一方 主人のほうは あまりの景色に

「ヤレンくらいの絶景じゃぁー!」 と
広島弁を連発していた

  スライド写真・・・弥陀ヶ原→天狗

  スライド写真・・・室堂→雄山→剣御前小舎

    ファイルが大きいので ダウンロードに時間が掛かります)

9月30日

Midatotengu1_2

立山高原バスに乗り 弥陀ヶ原で降りた

この日は 木道を辿り 
天狗平の 立山高原ホテルまで歩くのだ

草もみじと 点在する池塘 
チングルマの白い穂が 風にそよいでいた

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木道を北に行き 一度 沢まで下る

再び上がる登りは 鎖場が連続していた

天狗平に上がると 
紅葉と草もみじの間をぬうように 高原バスが 
次々と行きかっていた

空は青 山は紅葉
その向こうに雲海が広がっていた

10月1日

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今日も よいお天気だ

立山高原ホテル前から 再び高原バスに乗り
終点の室堂へ

いよいよ 雄山への登山だ

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雄山へは 以前 登ろうとしたことがあるのだが
登山道が 
多くの登山者で渋滞しているのを見て 
諦めた山なのだ

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一の越から ザレた岩山を登り始める
登山道が荒れていて 
岩が落ちてこないか心配だ

左に右に岩をよじ登る

初心者が登る山というが 
結構しんどい山だ (こちらの 脚力低下に問題あり?)

ようやく開けた所まで上り 
更に急な勾配を登ると 頂上に着いた

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立派な社務所がある 
雄山神社の 鳥居のまえで参拝した

一服して 最高峰の大汝山(おおなんじやま)に向かった

はじめは 大汝山で引き返すつもりでいた 
ところが 岩道を下っていると 前方に 
いかにも歩き易そうな砂の稜線を 
数人のグループが 
歩いているのが見えた

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岩山の大汝山頂上はパスだ 
そのまま行く 立山三山(雄山 大汝山 富士の折立) 
稜線歩きに切り替えた

 
風もなく 軽快な稜線歩きだ
眼下には 雄大な立山カールが広がる

大パノラマだ

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雄山頂上から3時間半で 剣御前小舎(つるぎごぜん)に着いた
今夜の宿泊者は16人 

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手足を伸ばし ゆっくりと 
くつろぐことができた

10月2日

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今日は下山の日だ

これまでは よいお天気に恵まれていたが
どうも下り坂らしい

Dscf4438食堂の窓から見える剣岳には 笠雲が掛かってきた

小屋の前の 別山乗越(べっさんのっこし)に立つと 
室道平は眼下に広がっている

足元の道を辿れば 
バスターミナルにも すぐ着きそうに見える

室道平まで2.5時間という 雷鳥坂を下った

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しかしながら 
急勾配でザレた道は 思いの外 時間が掛かった

バスターミナルまで4時間を要した

衰えたものだと思った  が 
マイペース&マイペースと 
熟年の 開き直りに切り替えた

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室堂からバスに乗り 美女平へ
バスの窓から 再び眺める 天狗平と弥陀ヶ原
 
一昨日よりさらに 色付きは進んでいた

ケーブルカーで立山の無料駐車場へ

広島への700kmの帰途についた

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