石鎚山/面河コース・6月14日
この度は初夏の石鎚山(1982m)に登った
前泊は国民宿舎「面河」
5:45am
[面河」出発
面河渓谷は 崖が迫り この時間でもまだ薄暗い
前方を 2人の女性登山者が歩いている
今日 面河コースを登るのは 何人だろうか
6:15am
30分ほど歩くと 鳥居のある登山口に着いた
鳥居を潜り これから 2時間の急登だ
少し暗い山道だが
この時期に出会える 花が楽しみだ
上がるにしたがって 徐々に明るくなってきた
野鳥達がさえずっている
遠くでは アオバトも鳴いている
頭上で 鳥たちが賑やかに鳴き交わす
鳥たちにとって 今は恋の季節なのだろう
シジュウカラ オオルリ イカル コマドリ ホトトギスなどなど・・
8:30am
ようやく稜線に出た
遠く 目の高さにいつもだったら
土小屋の建物が見えるはずだが 今日は霞んでいて見えない
9:45am
愛大小屋に到着
この辺りですっかり 霞が晴れた
目の前に石鎚が キレのある山容を現した
心地よい風が吹きだした
6月の光る風と小鳥のさえずり 折角だから ここで大休止
10:00am
もっとゆっくりしたいが 行程のあと1/3が残っている
山頂に向かって再び歩き出す
西ノ冠岳の笹原をトラバースする
笹は 夏から秋に向けて 青さを増すのだが
今は未だ ひわ色だ
トラバース道は
梯子が 殆ど崩れている
ロープを伝って クリアーする
この辺りは 山頂からよく見えるところだ
頂上にいる人は 暇に任せて(?)こちらを見ている筈だ
かっこよく決めたい・・
とか思いながら 何とか渡る
堂ケ森への分かれ道まで来ると 頂上直下だ
見上げると崖に ピンクのシャクナゲが
今を盛りに咲いていた
ごろ石の石段を上がると すかしの鉄階段に出る
木段も 一気に上ってゆく
ぱっと 眼前に視界が開ける
眼下には 通って来た道と 銀色の愛大小屋が 小さく見える
石段を上がって 頂上小屋の横を通り過ぎると そこが石鎚神社だ
石段には 沢山のシコクハタザオが咲いていた
11:45am
頂上には 登山者が15,6人いて
修験者が唱える お経の声が響いていた
ぐるりと まわりを 山波がどこまでも続く
ゆったりとした時間が流れるなかで 昼食をとる
焼き米のお粥と 奈良漬けが美味しい
12:30pm
土小屋へ向けて 下山開始
これまでに6~7回来ている連れ合いも
3回目の私も 初めて通るコースだ
暫く下っていると
下のほうから どこか聞き覚えのある声がした
なんと! Aスポーツ店の店長さんが
ツアーを伴って登山中なのだ
お互いに「ヤァ! ヤァ!」と驚きの挨拶を交わした
その中の 年配の方とは久しぶりだった
南アルプス甲斐駒ケ岳ツアーで ご一緒した
懐かしい人だ
別れを告げて 再び 整備された道を下った
14:30pm
予定通り 2時間で国民宿舎「白石ロッジ」に到着
ここからは 国民宿舎「面河」まで
連れ合い・A・が 預けていた クロスバイクで走り下った
所要時間 1時間
マイカーで土小屋まで取って返して
連れ合い・B・を無事回収したのでした
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