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March 2009

March 09, 2009

早春の犬伏山(いぬぶしやま)791.3m

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今日は土曜日 お天気も良さそう 
この度も マイナーな山 
犬伏山へ行ってみる事にしました
 
この時期(3月)は まだ登山適期には入っていません
案の定 だれとも出会わない山登りでした

でも この時期は 好きな時期です
気温があまり高くなくて 
体温があがらないので 汗をかきにくいですし
柔らかい春の陽射しは 
枝だけになった雑木林を 隅々まで照らして 
まるで木々たちと一緒に 日光浴をしている気分です

それに まだ芽吹いていない木々の枝先は
ほんのりと白くなり
遠くから眺めると 霞のようです

こんなことを言えるのも 
天気の良い日だけを選んで登山しているからですが・・

春の天気は突然 冬に逆戻りということもあるので
 ごようじん ご用心

県道6号線から美土里町 生田へ

ナビを生田に合わせて行く

さて 登山口はどこか!

だれかに聞いてみようと思うが
静かな町で 歩いている人がいない

農協の販売所から出てくる人 発見!

さっそく連れ合いが 道を聞きに中に入って行ったのだが
なかなか 店から出てこない

登山口までの道が よほど難しいのかと思っていると
嬉しそうに バナナを一房 買って出てきた

店の中には 我々と同年代の 男女6人の人がいて
道は地図を書いてもらって直ぐ解ったとのこと

この地方独特の和やかな言葉で 話が広がってしまい
会話の中に自分も入って楽しかったそうだ
 
いまだに どの人が客でどの人が店員かわからない
と 言っている

その買ったバナナが 何故か とても美味しかった

天気  /  

登山口 ━ 馬の足跡(駐車)‥‥ 大澤田湿原 ‥‥ 山道へ入る登山口 ‥‥ 頂上

 頂上から元の道で下山       登り2時間 下り1時間30分

登山口Img_5458
ここに車を置くと 西側からも東側からも登れる
頂上を経て ぐるっと回って ここに戻ることができるが
我々はさらに直進して 西側林道を進んで行く

ナガハモミジイチゴの木が林道の傍に沢山生えているT_img_5465 T_p3073566  
車道の方へ伸びてはみ出した トゲの有る木で愛車をなでまわす
それが立ちはだかる度に 車から降りて 
イテテェ・・と言いながら 除去する

馬の足跡 T_img_5459
車がなかなか進めないので とうとう此処から歩くことにした
上にある 大澤田(おおぞおだ)湿原駐車場のだいぶ手前になる

歩き出すと やがて左に分ける道がある
大きな倒木で通せんぼされている
鏡岩に行けるようだ

直進しながら 左の方を見ると
雑木林の小枝がからまる中から 黄緑色の縞のバスが現れた

それは廃車なのだがT_img_5471  
猫バスが 「のれるよ!」と言っているようだ
乗ってイコカー!  ・・・どこえェー
頂上!

やがて “石畳”の看板T_img_5474
どんな石畳だろうと 矢印の方へ行ってみると
今は 水は流れてはいないが
小さな谷に沿って 確かに石積みがある
谷川に洗われた石を そのまま利用しているようだ
昔の人は この道を犬伏峠に向かって歩いていたのか

また林道が二手に分かれて 左に行けば大澤田(おおぞおだ)湿原
右が登山道だT_p3073578
湿原に行ってみたが 今は何も無い
水の中を覗くと すでに藻が緑色になていた
もう春が近いのだ
 
とはいえ 林道から山道に入ると まだ林の中には残雪があるT_img_5556

やがて 稜線にでると 道は明るくなる
まだミヤマシキミの赤い実が沢山残っているT_img_5517
その中には 今年の蕾が春を待って準備している
 
それにしても ここを訪れる登山者は少ないのだろうか
登山道には行く手をさえぎる笹が茂り
通行止めなのかと思うような 倒木が多かったT_img_5545 P3073596

  • 頂上が近くなると アセビの巨木が現れる
    積雪に耐えた幹はどれも曲がって 
    たくましい姿だT_img_5532P3073609 

やがて尾根が平坦になると 頂上に到着
頂上の北側は植林で 鬱蒼としている
南西側が開けて 
今来た 美土里町の家並みが見える

風も無くおだやかな陽射しが 静かな頂上を包んでいたP3073617 T_p3073613_edit
聞こえるのは鳥たちの さえずりだけだった

ー スライド写真 

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