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February 2009

February 17, 2009

春まじかの高岳山(1,040.7m)へ

T_p2153336_2

(クリックで拡大)

天気:/

駐車━40分━林道終点━50分━桐ケ峠━40分━頂上

立春が過ぎて十日余り 
中国地方にも春一番が吹きました

このところ 遠出をしていない山歩きですが
日曜日なら マイナーな山にも誰かが行っているだろうと
島根県(柿木村)と山口県(阿東町)の境にある
高岳山(タカダケヤマ)へ行ってみることにしました

SLの走る山口線徳佐駅を目指して
中国道を車で走ります

わたくし・・ つい5~6日前 
同じく 中国道を走っていて
覆面パトに 29kmオーバーでツカマリ
反則金を納めたばかりです

でもネ こんなにすいてる道を 制限時速80kmで
走っている車なんかいませんヨ
今日もまた! 
時速100kmをついオーバーしてしまいます

因みに 100kmなら捕まえないそうですよ ・・その時言ってました
では 80km制限とはなんなんでしょうかねぇー

わたくしの場合80㎞からの反則金計算でしたが・・・

徳佐駅まで来ると 市場川に沿って林道桐ケ峠線に入りますP2153335

一応 林道終点辺りに ナビの目的地を入れたのですが

国道9号線を離れて 畑道を進んでいたら
よそ様の玄関先に 入り込んでしまいました

にっちもさっちもゆかなくなり そこの人に登山口を尋ねると 
「そうじゃないかなーと思っていた」
と言って 丁寧に道を教えてくれました

この車だと 川を渡った所で停めて
歩き始めた方が良いとのこと

言われた通り コンクリートの橋を渡ったところで駐車して
歩き始めた ところが 
林道が二手に分かれている 

立て看板があるものの 矢印が無いので
どちらの道とも受け取れる
引き返せばいいと 直進の方へ歩き始めた

植林の中で 作業をしている人に
道を確認すると“OK”の返事
地元の人は 高岳山を ダケヤマ と 呼んでいるようだ

林道は未舗装で 石が剥き出しでゴロゴロしている
そうかと思えば もっと奥まで車で入ればよかったと
思うような コンクリートの舗装道になっている所もある
しかし 未舗装道の出っ張り石は
車の底が当たるのか 削られて白くなっている
“やっぱり うちの車では無理だな”

40分歩くと 林道の終点い着た

ここは広くなっていて 車が10台は駐車できそうだ
これから先は山道だ 急登が始まる

渓流に沿って歩く
渓流の音に混じって ルリビタキが鳴いている
美しい鳴き声で 長いことさえずっていた

杉の木立に目を高く向けると 
青い空に
クマタカがゆっくりと旋回しているImg_5351
鋭く澄んだ鳴き声が聞こえる
パートナーを探しているのか

高度を上げるに従って 川の巾も狭くなって行く
湿った急登の道をジグザグに登って行く
沢を渡る時は 石が滑って危ない
やがて谷川の水も ちょろちょろと流れる量になってきた
この辺りが川の源流点かImg_5364

 まわりが潅木帯になって 明るくなって来た  
そろそろ桐ケ峠も近い

先行している連れ合いが誰かと話している
今回の登山で初めて出会う登山者だ
青年が一人 われわれが来たとは反対側へ
峠を下りる所だったImg_53670001

三ツ頭山と高岳山を縦走したという
ちょっとはにかみながら にこやかに話してくれた 

峠の直ぐ近くまで林道がきているという
どうりで 峠を過ぎてからの尾根道は
踏み跡がしっかり付いている
みんな 島根県側から登っているのだ

青年と別れて 峠から左の尾根を行く 
今までの道とは打って変わって 明るくて展望が良い
今までの疲れが吹き飛ぶようだ

ブナの大木もでてきた Img_53940002 P21534170001

足元には艶のあるイワカガミの葉が
日に照らされて 眩しいほどだP21533970001
目の前には頂上も見えて来た 軽快な尾根歩きだ
来て良かったと言葉を交わす

ところが頂上が目前になっているのに 尾根道はどんどん
下って行く 
エーツと思いながら一旦下る
それからまた 高くなった頂上目指して 最後の急登を登って行く

道が平坦になると 三等三角点に到着だ
それから少し進むと 展望所に着く

眼下に さっき通ってきた徳佐の田園風景が広がる
集落の 石州瓦屋根が美しいImg_5403_2

眼の前には堂々と裾野を広げた 
十種ケ峰が峻立していた

 スライド写真  

 

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