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October 2008

October 29, 2008

秋の比婆山連峰へ

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比婆山の みやまよめなの道を登ってみました

ミヤマヨメナは牛曳山(1.144m)への登山道にありますHb58740_ep_2

今は秋なので 小さな葉だけがImg_44720001 Img_44860003

                                       地面に へばりつくように茂っていました

気をつけて見ると 小道の両側に
けっこう長い群落をつくっています

これから迎える冬に向けて
小さな葉たちは寄り添って
けなげに 雪に耐えるのでしょう

6月中頃に また来てみましょう
素朴な白い花に 会いに

白い花が道の両側にズゥート咲いて
それは 天国への道だ・・と
だれかが言っていました

登山口Img_44220004_2
ここから直登Img_44440006_3

谷の沢沿いを行くImg_4469_edit0005

                                                    牛曳山に着いた

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伊良谷山に着いたImg_45360002
毛無山に着いたDscf0140

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       ・・・・・・・スライド写真・・・・・・・

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October 20, 2008

深入山の秋

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深入山 ススキがきれいでした

頂上からの眺めは 爽快です

あと暫くすると 周りの山の紅葉もすすみ 一段と眺めが良くなるでしょう

上り一時間 簡単に登れて 元気の貰える山です

・・・・・・・・スライドショー ・・・・・

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October 17, 2008

石鎚山(1982m) 面河(おもご)ルート

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        (写真クリックで拡大)

このところ やっと平年並みの秋の気温となった
明日は 日本全国になるという 
意を決して 石鎚山・面河ルートに行くことにした

当日は 年に一度あるか無しかの ピーカンだった

私は初挑戦 
連れ合いは このルートは三回目だ

連れ合いから 
若かりし頃登ったことを 良く聞かされていたので
(何故か昨年も一人で登頂しているのに)

楽に登れるものと 高をくくっていたが さにあらず
しんどさは マークツだった

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松山で 昼はうどんを1杯
 

前泊は国民宿舎“面河”だDscf0032 Dscf0030

素泊まりにしていたので 
夕食は たった一軒の食事どころ「渓泉亭」で
また うどんを食べた

閉店が 午後4時・・・間に合ってよかった!

(登山日)
登り: 国民宿舎面河標高700m--(20分)--登山口--(5時間)--石鎚山頂1982m

下り: 石鎚山頂--(4時間)--登山口--(20分)--国民宿舎面河 

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朝日が昇る前に国民宿舎を出発 

登山口で届を出す

鳥居を潜ると 急登の始まり
ここから2時間急登が続く

Img_4271_edit土小屋登山口の建物や 車の光っているのが
ほぼ水平に見え出す
この高さまで(標高1500m)車で来たら さぞ 楽だろうな
(二人とも土小屋コースを歩いたことがない)

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石鎚山の全容が見え出す

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愛大小屋の前で 一組の夫婦とすれ違った

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山頂近くの四国シラビソ
温暖化でこの地域から いずれ消えるかもしれない

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山頂に着いた お祭りのような賑わいだ

下山はもとの道を帰る
下山にも足を止めて パチリ

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この度の面河ルートで出会った人は 6名だった
土小屋ルートから登る人の数の 1/100・・と
国民宿舎面河の人が言うのも無理は無い

ルートとしては他にも 成就ルートがあるが
面河は 登山で利用する人が
めっきり少なくなり
寂れる一方だ

面河登山口は 渓流の傍にあり渓谷美が楽しめる
これから更に紅葉が進むと
渓流の岩盤は赤や黄で彩られることだろう

面河ルートの登山道はよく整備されていて
歩き応えがある
ブナやもみの木の森もあり 
自然豊かだ
静かな登山道は
若い人や中年の方に “おススメ”です

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October 10, 2008

錦繍の 吾妻山(2035m)・磐梯山(1819m)・安達太良山(1700m)

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(写真クリックで拡大)

今回は山の友達に誘われて 
初めて旅行登山のツアーに 募集参加しました

広島からと北九州から 参加人員 21名

一日目 移動日  広島→福島
二日目 登山日  / 吾妻山
三日目 登山日    磐梯山
四日目 登山日/移動日  安達太良山→広島

旅行会社が募集する登山は 楽か強行軍か

私の捻挫後の足は耐えられるのかどうか

少々不安を抱えながら 

広島空港から羽田空港へ
羽田から都心を抜け 東北自動車道を
一路福島へ
 
吾妻山の麓の 白布(しらぶ)温泉に 夕方6時頃着いた
宿は江戸時代から続くという 中屋別館不動閣だAzuma_2

西吾妻山(2,035m)

白布温泉を朝8時に出発 

登山の出発時刻としては遅い

ロープウエイの始動時間に合わせているからだ

天元台からロープウエイに乗りImg_4085_edit0001
それから更にリフトを3本乗り継いで 
一気に
1,820mの北望台まで運び上げてもらうImg_41020001_2

北望台からは大シラビソの樹林を歩く
やがて 樹林を抜けると大石を伝い歩く人形石だ

そろそろ一服かなと思っていると
甲高い声がする
前の方を見ると ビックリして逃げる
灰色の兎のお尻が見えた

人形石から木道を行く 
一列に木道を歩いていると 前の方から歓声が上がる 
その声につられて 後は早足になる
湿原の大凹(おおくぼ)に出たのだ

大凹は水場があり 池糖がImg_4130_edit0001 点在していた 
池糖を囲む草紅葉には まだ緑色が残っていて
陽に映えてとても綺麗だった

チングルマも紅葉して
斜面一帯が縞になり 
大凹湿原を渋く彩っていた 

今回 初めて出会う紅葉の場所だった

 
凡天岩と天狗岩を過ぎると やがて
樹林の中に 頂上の西吾妻山が現れる
ここからは展望は望めない

そこから少し下ると 
湿原の中に 西吾妻山避難小屋がある
避難小屋の前で昼食を取る 頂上を前に見ながらImg_4150_edit

天気はときどき雲が現れるが 何とか持ちそうだ

下りは 西大嶺(にしだいてん)に向かい 
そのまま真直ぐ
西吾妻スカイバレーの駐車場へ
そこは北塩原村 
朝乗ったバスが迎えに来ていたImg_41570001

今回のコースは 

普通 西大嶺からの
コースとしては 歩かれないということだが
早く車道に出るため
 
紅葉で色づく 自然の山道を下ったImg_4170_edit0001
赤い木の実が沢山 生っていた
相方は食べながら歩いてた
良い道だった
こういう短縮コースを取るところが ツアーの特徴かな

磐梯山(1,819m)

Bandai 今日は朝から雨だ 
皆な寡黙で せわしない
朝食もそそくさと食べて 雨具の準備に取り掛かる

今日のコースは 標高差620mで 
三日間の内 一番キツイ日だ

7:40am ホテル出発 
もっとも楽なコースという
八方台駐車場へ バスで向かう

そこから中の湯へ歩きだす
中の湯に近づくにつれて 硫黄の臭いがしてきた

温泉らしき家屋があるが 
どれもつぶれて 廃屋になっていた

やがて 爆裂口ですと説明があったが 
ガスっていて何も見えない
風もきつい 
足元に気をつけ ひたすら登って行くと
弘法清水小屋だ
 
さらにその脇から急登を行くと
岩の磐梯山に着いた

頂上からは 時折切れるガスの間から紅葉が見える
晴れていれば いい所なのだろう
遠くの山々は視界ゼロだ
雨は止んだものの 相変わらず風がある

頂上から弘法清水小屋まで戻り 
小屋の中で昼食を取った

若い女主人が
登山者全員に温かいコーヒーを出して下さった
冷えた体に有りがたかった 

沼ノ平から赤埴山(あかはにやま)の山腹を経ると 
猪苗代スキー場のゲレンデに出た

これで滑る心配なしと思ったが 
草の上は けっこう歩き難い

急傾斜の下りなので 膝に堪える
転ばないように ただひたすら歩く

遥か下のほうに見える 
白い建物 ふるさと交流センターを目指して

そこにバスが待っている

草地の中に
白い小さなセンブリの花が
沢山咲いている

やっと雨も止んで 顔を上げると
ガスに霞む 猪苗代湖が見えて来た

安達太良山(1,700m)Atatara

今朝は あたたら高原スキー場から出発だ

曇っていて 時折雲が引くと 一部青空が出てくる
雨の予報はないので まずまずのお天気であろう

宿のすぐ目の前のロープウエイに乗って
山頂駅へ行く

今日はロープウエイに乗ってすぐに
感動が始まった

ロープウエイの高度が上がるに従って
幕が開くように 
つぎつぎと
錦繍を纏った 山々が現れる

ロープウエイの箱の中で歓声があがる

山頂駅に着き 頂上を目指す
まわりは全山紅葉だ
重なる山々は それぞれ 
植生によって紅葉の色が異なる

それに 赤 黄 緑 それぞれの色が深い

時期は 早くもなく 遅くもなく
今まさにピークで
感動の連続だ
  
やがて 安達太良山の山頂が近づいてきた
近づくにつれて
雲の中に入ったのか ガスって来た
 
いままで 見えていた 紅葉の山々が全くImg_42060002
見えなくなってきた

頂上のほうを見上げると 
うすっらと 丸い岩山がポコンと出ていた
これを チクビ と言うのだそうだ

山頂直下は荒涼とした砂礫だImg_42090003

岩山をよじ登ると 頂上には石碑が建っていた

ガスが張って 周りは何も見えない

下りはもとの道を引き返すImg_42110001

登る途中に あれだけ見えていた 
錦繍の山々は全く見えなくなっていた

ロープウエイの山頂駅に着く頃には
小さな雨が降りだした

すれ違って 登って来ていた人たちは
うまく錦繍の山に出会えたであろうか

下山後 
朝出発した宿の湯に入って
帰路に付いた

時間から時間へ追われる 忙しい旅で
夜中じゅう爆音に悩まされ

良い景色の場所では もっと佇んでいたかった

でも 
ダイナミックな錦繍の山には大満足でした
そして 帰りの飛行機の待ち時間(3時間・・も)
今回仲良くなった友達と 充分おしゃべりを楽しみ

お天気結果は2勝1敗でしたが

結構 楽しく ラクチンな旅でした

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