しまなみ縦走2008
瀬戸内しまなみ海道を 尾道から今治まで
自転車で走って来ました
走行時間 9時間 ペダル踏み時間 6時間30分
平均時速 12.6KM
こんなに走ったのは初めてで 本当にバテました
完走して引き返すために バスに乗ろうと
自転車を畳み 袋に入れようとしたのですが
頭がボーッとして 連れあいと二人で
やっと収めこみました
当日は 連れあいの 69歳の誕生日
(念のため 夫)よい記念になりました
8:15AM 出発点は尾道駅
しまなみ交流館前で おじさんやおばさん
若者達に混じって スタンプの台紙や
案内書をもらう
参加者が多いので ぶつかってケガなどしたいように
と 注意があった
駅の前の渡し船に乗って 先ずは向島へ
島に下りると
自転車に乗った それらしき人はいない
さて どちらに向かって行けばよいのかと
足元を見ると 地面に「今治へ」のステッカーが
埋め込まれている
これを頼りに 行けばよいのだなと
自転車を走らせていると
山道で 親切なおじさんが
海岸線を行った方が楽だと 教えてくれた
引き返して 自転車道ではない
普通の道を走る
ナーンダ 皆なこちらの道を走っているではないか
(どの道も何れつながっているのだからね)
今日はとてもよい天気
風も穏やかで 島の畑では ヒバリが
ピーチク、ピーチクとさえずっていた
海を見ながらこいでゆくと
最初の橋 因島大橋がみえてきた
青いのぼり旗のチックポイントが
橋脚の下にあった
ここで最初のスタンプを押してもらう
残りはあと 13コだ
アー、まだ先は長いのだなぁー
それに この見上げる 大きな橋の上に
登って行かなければ ならないのだぁ
ギアーを切り替えながら
「2」のギアーまで落とし
兎に角 自転車から降りないように
自転車を押して歩かないようにと こいだ
橋の高さまで来た所は これから渡る因島大橋を目の前に
見晴らしのよい休憩所だ
とにかく 一服だ
と 休憩していると 皆な同じように
次々と 若い人も中年も 着いたら
手持ちのお菓子で 休憩を取っている
突然 パーン と破裂音がした
どうも初老夫婦の貸し自転車が パンクしたらしい
ケイタイで連絡したのか すぐに
整備の人が駆けつけてきた
この度の しまなみ縦走はウオークラリーもあるのだが
橋の上を自転車で通るのは気持ちよい
とくに 橋に上がっての下り坂がよい
これがあるから 橋への登りが 我慢できるのかな
それから スタンプを押してもらうチェックポイントが
突然現れるもうれしい
スタンプ台紙の空欄が ひとつひとつ埋まって
あと残りいくつと 少なくなって行く
チェックポイトは 橋を渡った所とか
橋の中間ゲートとか 料金を払い忘れないように
青い幟が はためいて チャンと止まるようになっている
今日のような よい天気の日はいいけれど
雨や風が吹く日に じっと坐って
自転車や 歩く人を待って
スタンプを押すのも大変ですね
因島へ渡り
良い街だなと 思いながらこいでいると
商店街の奥のほうから 良い匂いがしてきた
誘われるように行ってみると
揚げたてのコロッケ屋さんだ
隣のお肉屋さんが やっているようで
1ケ80円
買うと 若いお姉さんが
持って食べられるように 紙の帯で巻いてくれた
懐かしい味だ 肉はミンチではなく
牛のコマ切れが入っていた
生口橋 多々羅大橋 大三島大橋 と渡って行くと
橋に取り付く要領も分かってきた
今治側からの出発組か それとも
折り返してきているのか
反対から来る自転車と 挨拶を交わす
「こんにちはー」と
声だけを後に残して すれ違う
昼食を買いにコンビニに入った
パンや おむすびが全くなくなっている
焼き芋と ゆで卵を買って
店先で足を投げ出して食べた
目の前を行く 手押し車のおばあさんが話し掛けてきた
我々が二つ買ってしまって 残りは一つだったが
未だ残っておればよいが
やっとのことで 来島海峡大橋手前まで来た
大きな橋だけあって 橋に取り付く
アプローチが長い
ギアーを「2」に落として 螺旋の道を 延々と登る
ギアーはあと「1」が 最後の切り札に残してある
若い人たちは 喋りながら こいでいる
中には 途中のレンタサイクルで急に思い立ったのか
スカートにハイヒールの人もいた
橋に取り付いたのだが
アーチ状になっていて 未だ緩い上り坂だ
まだまだシンドイが
ここは 軽快に走って行きたいところだ
ギアーを上げて 力強くこぐ
海風が気持ちよい
やがてアーチの下りになると 更に良くなる
ひとこぎで 大分距離を稼げる
風を切って ぐんぐん進んで行く
馬島のチェックポイトを過ぎると
最後のチェックポイトへ向けて下るばかりだ
夕方の日が傾く 4時15分
最終地点「サンライズ糸山」に着いた
「完走 バンザーイ!」
自転車を降りて コーヒーで一服すると
疲れがどっと出てきた
帰りは
尾道に車をおいているので 自転車をバスに乗せて
尾道に引き返さなければならない
「サンライズ糸山」から
簡単に帰路につけると 思っていたが
そうはいかなかった
バス停は 先ほど 自転車で通過した
馬島までの 2KM を登り返さなければならない
或いは
今治駅へ 平坦地6Kmを走るかの
どちらかなのだ
もう 2kmを登り返すような元気が残っていなかったので
どうせなら 始発の今治港へと
疲れた足で自転車を走らせた
自転車を畳み
福山行きのバスに乗った
途中 因島の大浜PAで 乗り換えもあったりで
帰宅したのは 夜9:30pmだった
案内書や広報誌に マイバイク持参の帰路を
もう少し詳しく書いてほしかった
そこで 再度挑戦するということで 簡単に帰路につける
方法を考えてみた
今治港から船を使って
因島を経て 尾道港へ帰る方法だ
これだと バスと違って
自転車をたたまなくてもよいし
船でのんびり帰れる
・・ドウカナー・・
しまなみ海道ができているのに
船に乗るって?
船が不便だから 道路ができたんじゃないの?
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