宮島 弥山へ
今日も宮島に行って来ました(一昨日も行きました)
宮島の弥山(529.8m)は海抜0メートルから登ります
季節に関係なく真冬でも気軽に登れる自然道の山です
(石段ばかりの参道もある)
頂上からは冬ならば 雪をかぶった石鎚連峰が
遥か瀬戸内海を隔てて 白く浮かんでいるのを
見ることができます
JR宮島口駅から連絡船で10分
船が朱の大鳥居の前を横切ってくれます
鳥居の後に少し高くそびえている山が
今日登った弥山頂上です
今日のコースは 博奕尾(ばくちお)コースから上がり
四宮(しのみや)コースへ下りる
紅葉谷をはさんで 谷を見下ろしながら ぐるっと回ります
登山口は船を降りた宮島厳島桟橋からすぐ
・・・歩いて50歩位かしら?・・・
すぐ目の前に見える 山一旅館と土産屋のあいだの道を
入るとトンネルがある
トンネルの手前の小路を左に入る
石段を登りきると 瓦屋根の家並と桟橋風景が
すぐ下に見える
右に行くと 五重の塔の 塔ノ岡へ
今日は左へ足を進める
車道へ出ると 右に少し行って また 左へ曲がる
兎に角 上の方へと歩いて行くと やがて
車道は石畳の道が 左に分かれて出てくる
石畳の道へ進み 石畳が切れるあたりで
右側に平行して 稜線の山道が現れる
アセビが咲く稜線は 明るい天然林だ
眼下に町の家並 そして遠くに赤い五重の塔と
朱の大鳥居が見える
海の青色と松の緑に映えて きれいだ
足元には町石が転がっている
半分埋まっているのもある
頭のてっぺんに赤いペンキがべったり塗ってある
これを目印にして進み 横道には入らないようにしよう
(探検するのにはいいのだが)
やがて古戦場(毛利元就と陶晴賢との戦い)の博奕尾に到着
さらに進み ロープウエイが見え出すと 左には江田島が
見えてくる
海にはカキ筏が浮かび 小船が行き交う
道は平坦になり シダの小道はルンルンの海上公園だ
やがてローウエイの榧谷駅(かやたに)だ
谷間の乗換駅だ
登山道は駅の床の下をくぐって通る
以前は中腰になって通り抜けていたが 近頃は
流れ込む土砂を取り除いて 普通に歩けるようになった
そこから更に 急登を行くと 左眼下に海をバックに
ロープウエイが真近に見える
乗客が手を振っている「ヤホー!!」
前方はロープウエイ終点 獅子岩駅だ
駅周辺はサル達がキャツキャツと騒いでいる
小さめの猿だが食べ物はリュックにしまって歩くこと
駅を過ぎると目の前に弥山が見える
ここから約30分だ
ここからは登山靴には辛い コンクリート道なので
紅葉谷からの参道と出会うと すぐ右側の
山が崩れた土砂の道に進む
赤い土の道は すぐに自然道になる
やがて火が1200年も絶えることなく
燃え続けている 霊火堂(れいかどう)に到着
ここで一服
茶釜にはいつも湯が沸いている
鉄色掛かった湯をありがたく頂いて また出発
頂上まであと50mだ
これからは石段ばかり 巨岩を縫うようにして
石段を登る
巨岩を潜り抜けるとそこが頂上だ
頂上は平坦地で 展望台と売店がある
実際の頂上は巨岩の上らしい
鹿たちもいる 皆な大人しい
眺望は360度 島なので当然周りは海
岩崎元郎さんの百名山にも選ばれている
眺望を楽しんだら下山だ
下山は展望台裏側の道を 紅葉谷へ向け急降下する
この道も自然にできた踏み跡の道だ
踏み跡は今は迷うこともなく しっかりとついているが・・・
昔 逆に紅葉谷の方から上った時 下から
上を見上げた時 踏み跡が定かでなく あちこち迷い
諦めて参道を登った思い出がある
帰りはいつもの「ギャラリー宮郷」でお茶を飲みに立ち寄り
連絡船に乗り 家路につきました
紅葉谷公園
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