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December 2006

December 16, 2006

広島市内が見える山 大茶臼山(オオジャウスヤマ)

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今日の登山は我が家の玄関から出発だ
団地のすぐ後ろにそびえる?大茶臼山(413.2m)へ
いつもの登山スタイルで ストックも携帯

8:40am 我が家の玄関
あっ そうそう! 今日は生ごみの日だっけ
主人が両手に生ごみを持ち 私がその後を追う
集積場には 近所の奥さんがゴミを出している
奥さんは目を丸くしながら「ドチラヘ?」と
話し掛けてきた
アノゥ ソノゥ・・・と言いながら 足早にその場を離れる
近所の奥様に見送られながら 
10分後には もう登山口だ

通称“滝の観音さん”寺の奥に滝が流れている
かつて 広島の名水百選に選ばれたと聞いていたが
今も名水なのだろうか

寺の手前から 石仏に沿って細い道に入っていく
薄暗くて静かだ とても住宅地のすぐそばとは思えない

小道がどん詰まりになると 右側に石垣のような
石畳が現れる
へばり付いて登っていると 城壁をよじ登っている
忍者の気分だ
やっと登り終えると 稜線に出た
稜線を進むと また ところどころ 石畳が現れる
いつ頃敷かれたのだろうかT_dscn7322_edit

今では 大茶臼山へは 県道が頂上のすぐ下まで来て
頂上辺りは アンテナが林立している
かっては 多くの若人が 国鉄・己斐(コイ)駅から
この道を 登り降りしたのではなかろうか

やがて 己斐峠からの道と合うと 5分で巨岩がある展望岩だ

展望岩からは広島市内一円が見渡せる
朝もやに霞むビル群が見える その向こうに 薄く光る瀬戸内
幻想的だ
北の可部方面には雲海まで見える
今日は快晴になりそうだ

暫く立ち尽くして見ていたが 頂上はまだ先だ
頂上には 無線台と言われていた頃から 立っているビルがある
今もタコの吸盤のような パラボラアンテナを沢山付けている

ビルの裏側を回って行くと 隣にも新しいアンテナが立っている
囲いの金網沿いに進むと そこが大茶臼山頂だT_cimg3514_edit

頂上の稜線には6、7本のアンテナが立っている
いつの間に こんなに沢山建ったのだろうか
家から毎朝のように 見上げていたのに 

10:00am
稜線を畑峠へと向かう
県道の車道に出ると畑峠だ
そこから “沼田”のほうへ少し歩く
再び丸山に向かう山道に入る 
西側には 新しい街 「西風新都」がすぐ下に広がっている
気持のよい 稜線歩きだ

10:50am 
丸山(457.6m)に到着 JRの反射板がある
火山へ向かいさらに縦走する
権現神社がある権現峠を過ぎて T_cimg3524

12:00am
アストラムライン大原(オオバラ)駅方面からの道と出合う

12:15am
火山(488,3m)到着
山頂からは東西の山並みがよく見える
戸坂の松笠山 いつも登っている極楽寺山も見える
先客は女性2人
 
このところ 昼食の献立はいつも雑炊だ 
スープにご飯と野菜を入れ ぐつぐつ煮る
塩で味を調えて 生卵を二つポンと入れる
ぐるっとかき混ぜて 出来上がり
昼食時間はたっぷりだ お腹も太って サア腰を上げなくては

13:20pm
すぐ近くに見える武田山へ向けて出発
武田山は鎌倉時代 武田氏が銀山(カナヤマ)城を築いていた
中世の山城があったところだ

火山からは下るばかりだ どんどん降りて行く
もうこれ以上降りないなと思うと 今度は一気に登る
小さな山なのにきつい山だ
花崗岩の山特有の 巨岩が現れると そろそろ頂上だ
常緑のシダ ヒトツバが岩に生えている

14:20pm
武田山(410.9m)到着
広い頂上には 巨岩がうまく配置されたように座している
翁のような二人の男性が 仲良く腰掛けていた
駅に近い下山道は と聞くと
「道は沢山あるが どれを降りても降りられる」・・という返事

東亜ハイツコースで降りることにしたT_cimg3550
あまり歩かれていないコースなのか 落ち葉が降り積もっている
竹林を抜け 団地の中を通り 

15:30pm
アストラムライン上安(カミヤス)駅到着
終点の広域公園駅へT_cimg3553

広域公園駅は 最初に登った大茶臼山を挟んで 我が家と丁度反対側にあたる
簡単に タクシーで帰れると思っていた・・が
 
タクシーが一台も通らない 
タクシー会社の車庫へ行ってみると 皆出払っている 
しかもそこは無人の車庫だ 
それではと 
移動しながらタクシーを探すことにした
行きかう車に トレードマークのキャップを付けたものはない 
あんなに いつもいるタクシーは いったい何処を走っているのか

重たい足を引きずりながら とうとう
我が団地へ行くバス停まで 歩いてしまった
一時間ちかくも!

バスを待ちながら 降りたらまた歩くのかと 思っていると 
タクシーがひょっこり現れた
ヤレヤレ やっと乗れた! これで安心
 
運転手は年配者だ
これから“流川”に稼ぎに出るところで
仕事は客の多い 夜だけにしている
その方が 体が楽だからという

やっと ガッテンがいった
師走も半ばの忘年会シーズン しかも稼ぎ時に
タクシーのだれがのんびりと 郊外を流していようか
以後 気をつけよう!! 

我が家到着は5:00pm

アスファルト行軍がつらかった 全行程10kmの山行きでした

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